妄想と現実のあいだにはさまりがち

20代後半の私による私のためのブログです。

「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」のトラウマ性について考える

「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」というアニメをご存知だろうか。

 

1994年から、フジテレビ系「ポンキッキーズ」内にて放送されていたアニメである。

 

 f:id:bambi_yoshikawa:20170926181202j:image

 

1991年生まれである私は、このアニメをよく見ていた。

いや、実際には「子どもにはとりあえずポンキッキーズ見せといたらいいやろ」という、母親の独断と偏見により見せられていた、というべきか。

 

とにかく、私の世代にドンピシャなアニメだったのである。

 

本記事のタイトルにも記載しているが、このアニメは「トラウマアニメ」として私の脳裏に焼き付いている。

 

その怖さは文章で怖さを伝えようとしてもまったく伝わる気がしないので、youtubeよりお借りした動画のリンクを貼っておく。

 


花子さんがキタ━━━(゚∀゚)━━━!!人食いランドセル

 

ただでさえトラウマアニメとして有名な本作品だが、さらに私に追い討ちをかけた事件が起こった。

 

 私がまだ4歳くらいの頃、母が歯医者へ行くために、1人で留守番をしたことがあった。

 

母は、「娘が退屈しないように」と、レンタルビデオ屋さんで借りてきたビデオを再生してから出かけた。

 

それが「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」だった。

 

 なんでそのチョイスだったか本当にわからない。

多分、近くの棚に「カリメロ」とか、「くまのプー○ん」とか、「金太郎」とか、もっとマイルドなやつがあったはずだ、母よ。

 

なぜ4歳そこそこの娘のはじめてのおるすばんに、ホラーアニメをチョイスするのだ、母よ。

 

結果だけ言うと、家に一人取り残された私は、「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」の「人食いランドセル」の回(上の動画参照)を見て、ギャンギャン泣いた。ギャル風に言うと、まさにこれこそが「ギャン泣き」だったのだと思う。

 

 4歳くらいの子どもには、リモコンの使い方も分からない。

 

ビデオが怖すぎて再生を停止したくても、停止する方法がわからない。

 

すなわち地獄である。

 

最終的に、私はあまりの恐怖に耐え切れず、こたつの中に身を隠すことで事なきを得た。

 

帰宅した母は、その様子を見て「ごめんごめん(笑)」と言っていた。

 

「ごめんごめん(笑)」では済まされない事が世の中にはある。

4歳にして、私は母に憤り、同時にそう悟ったのである。

 

私だけでなく、あらゆるところで「トラウマアニメ」として名前の挙がる「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」であるが、なぜここまでたくさんの人の心にトラウマを残しているのだろう。

 

私なりに、その理由を考察してみた。

 

  • 声優の人が怖い(ナレーター・登場人物など基本一人の声優が演じている)
  • ところどころ実写が混ざっており、現実世界とリンク(混同)しやすい
  • ランドセルや鉄棒など、子どもにとって身近なテーマが多い
  • 花子さんが、必ずしも助けてくれるわけではない(バッドエンドもある)

 

 正直、このアニメについてそこまで鮮明に覚えているわけではないのだが、「なぜこわかったか?」と自問自答してみると、この4つが思い浮かんだ。

 

そう、花子さんは助けてくれることもあるし、助けてくれないこともあるのだ。

助けるときと助けないときの境界線はいまだにわかっていない。

 

アンパンマン」や「ドラえもん」などがそうであるように、子どもたちは「アニメに出てくる主人公は、困ったときに助けてくれるヒーローだ」と思っている。

そのウブな固定観念を、根本からギッタギタにへし折るのが花子さんである

 

「ピンチに陥ったときに、誰かが絶対助けてくれるわけじゃないんだ・・・」

世間の厳しさを幼少期のうちに叩き込んでくれる指導者、それが花子さんなのである。

 

また、「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」のストーリーには、「知らない人にもらったランドセルに食べられてしまう」、など、「知らない人から安易にモノを受け取ると危険だよ」というメッセージ性も込められていることが多い。

 

 大人になってから気付いたが、実はこのアニメ、子どもの教育上とんでもなく優秀なアニメだったんじゃないだろうか。

 

子ども向けのアニメにしては、あまりにも過激に、あまりにも容赦なく世の中の怖さや現実を突きつけるのが、「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」なのではないか。

 

私はそう思っている。

 

ただちょっとトラウマになるのだけが厄介だが、子どもができたらこのアニメを見せてみようかとも思っている。

 

みなさんいかが思われますか?